師範日誌

松栄塾の日々の活動、道場でのちょっとした出来事 映画情報、音楽情報、読書感想 観戦記を、 報告いたします  更新はなるべく毎日行うように 致します 教育とは魂の設計なり

国際武術総合空手道連盟と松栄塾の日々の活動をご報告致します また師範の武道教育の柱となっている「魂の設計」について 思うままに書き連ねております 松栄塾 塾生は必見 連絡等も行います.押忍

2006年07月

34af4439.jpgこの夏休みから少年部の新しい指導員に木下徹君が 加わりました 自身も小学校四年生から空手道 松栄塾で稽古をしてきました みなさん よろしくお願いします
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塾長。お元気でしょうか???
はるか昔にお世話になった坂本一家のかあちゃんです。
4〜5年前に札幌でお会いして、その後札幌の試合を見にいきました。
ちさこが試合に出た時に会ったのが最後だったと思います。

現在はまた転勤になり、四国に住んでいます。
塾長日誌で「アイヌ」のことを書かれていたので、懐かしくなりメールしました。
実は私(かあちゃん)の家系には「アイヌ」の血が流れています。
まだ私が小学生のとき、北海道では他人に向かい
「アイヌ」という言葉を発することは、ひどく相手をばかにする代名詞として
使われていたのです。
北海道以外の地域では想像できないと思います。
私の曾祖母が「アイヌの女性」だったそうで、
それを知ったのはかなり成長してからでした。

今では、普通に「アイヌの家系」だよと言えるのですが、お父ちゃんと結婚当時は
やっぱり言えませんでしたね。
前回、北海道に転勤した時に、勇気をだしてお父ちゃんに話したのですが
はじめはなにも言わず、その話には触れないようにしていたようですが、
去年、たぶん北海道が最後になるだろうと思ったのか、
親子でキャンプ旅行に行ったときに、黙って「アイヌ資料館」につれていってくれました。

そこで初めてのりよし、大地に母がアイヌ血統だと話しました。
子供達は興味津々でアイヌについての資料を見てくれていました。
今では隠すこともなく生活できる環境に安心しています。

と、つらつら書いてしまいましたが、
塾長日誌はたびたびチェックしております。
敦くんがプロの道に進んでいたのも驚きました。
塾長の足の心配も遠く離れた地でどうしようもないのにハラハラしております。
のりよし、大地は小樽で空手をきっぱりやめてしまいましたが、
いまだに塾長の話をしてきます。
わずかな、たった2年の(それも臨海コミュニティ会館の練習)間でしたが、
子供達には本当に素敵な思い出として
自分を鍛えてくれた塾長に憧れを抱いて大きくなっています。
いつものりよしの口からでてくるのは
「タカシ、コウシロウ、あおちゃん、あつしくん、鈴木先生」です。
彼らは元気なのでしょうか?

長々と書いてしまい申し訳ありません。
塾長もお体に気をつけて、早く足が治ることを祈っております。
それでは、がんばってください。  押忍。

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2ba1b2fb.jpg稽古のあとはリクレーション 少し霧が出てきました
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47c09807.jpg合宿開始 観光バスで一路千葉 九十九里に向かいます
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村上 龍著「半島を出よ」を集中して読みたいので稽古後
ロイヤルホストに一人でいた 読書に集中していると
見たことのある青年が2人で入ってきた

数年前、しばらく会っていなかった息子の敦史が
たくさんの中学生を連れてきた

翔吾 青笹 金井 吉岡 そして、いさむ

一般部をボコボコにしていた臨海町コミュニティ会館に
恐る恐る6人の中学生が入ってきた
まだ幼さを残す少年達が入門した

それから欠かさず稽古に来た6人は高校に入り
自分の道を歩いていった

敦史と青笹が関一 吉岡といさむが葛西工業
金井と翔吾が葛西南

「誰だったかなぁ」
隣に座った青年はひげを伸ばし、髪の毛を後ろに縛っている
同行の青年は一見、暴走族風の突っ張った兄ちゃんだった

「向こうから挨拶してこないのだから、まぁいいか」

本を読みながらも、隣の話が聞こえてくる

「まじ、あいつ おわっているなぁ」
「超むかつくよ、今度、しばいてやるか」
いろいろな話題の後、話の中で「いさむ」と言った

そうか、こいつは「いさむ」だった
確か、白黒の運動靴を気に入って履いていた

「チェッカーいさむ」

「まさか、あっくんがプロになるとは思わなかったよなぁ」

おっ知っているのか 

「うち、親父が帰ってこなくなったから
母ちゃん、飯作らなくなった・・・」

すこし心が痛んだ

「うちは公営の団地だから、そうゆうのたくさんいたけどなぁ」
「帰ってこなくなった親父も不幸だよな」

「いや、そうでもないぞ・・・」

知らんぷりしていたら小一時間が、たった

「や、やべぇーー」「どうしたんだよ???」

2人を見ると直立不動で固まっている

「し、重松塾長ですよね」恐る恐る聞いてきた

「やっと、気がついたか 久しぶりだなぁ」

「お、お久しぶりです・・・」

彼はこれから、新宿に越すらしい デザイン関係の専門学校に
行っていたけれど、高すぎて通えきれなかったという

敦史のデビュー戦は2階の席から応援してくれていた
「あっくんは俺たちの誇りだと思っています」
「青笹は帰ってきたんですか?」

友達というのはありがたい いろんな事を知っていた
そして、陰ながら心配してくれている
「青笹には空手しかないですから・・・塾長、青笹をお願いします」

吉岡は結婚して今月、子供が生まれるという
北葛西のピザ屋で店長をしている

金井は本八幡のピザ屋で店長をしている

何でみんな、ピザ屋なんだ・・・

同窓会で集まると決まって話題は松栄塾だったという
「塾長は本当に怖かった 殺されるかと思った」
「辛かったけど毎日、楽しかった」
「自転車で通いながら、みんなでコンビニにより
遅くまで話し込んでいた、お金がなくてジュースが
買えなかったとき小銭を塾長がくれて、うれしかった」

そして「あの時確かに僕たちの青春は松栄塾にあった・・・」
「今、辛いことがあるとよく、あの時のことを思い出すんです・・・」
「あの時は本当にありがとうございました いつか、必ずこの恩を返します」

「読んでいた本の文字が霞んで見えなくなった」

何にも残らなかったと書いたけれど
そんなことはないと思い直せた

帰り際、直立不動で見送ってくれた、いさむくん
ロイホを出るとき確かに胸の前で十字を切った

    「押忍」
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aee661da.jpg月曜日 火曜日は型稽古 空手道の本当の目的を学ぶ
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その子が起っていたところには、皮膚の皮がボロボロ剥がれて
粉の山になっていた

皮膚は爛れて赤黒く腫れていた
掻いたところは血が混ざった体液が出ていた

「痒いよー痒いよー」

「痛いよー痛いよー」

「お母さん 帰りたい うちに帰りたい」

泣き叫ぶ子供を、母は泣きながら突き飛ばした

うずくまって肩を震わせながら泣き続ける子供をつかまえて
一番前まで引きずって行った

頭を抱えて泣き叫ぶ

自分も泣きたくなった 何でこの子だけ 心で泣いた
心で泣きながら怒鳴りとばした

「いつまで泣いているんだーーーいいかげんにしろーーー」

「ごめんなさい ごめんなさい おかあさん おかあさん」

今ここでこの子を変えなければ、一生泣かなければならない

命がけで変えてやる

来る日も来る日も泣きながら彼は頑張った
痛みとかゆみに耐えながら
教育セミナーで一番大きな声で気合いを入れている彼に
大人達は目を見張った

この子が笑ってくれるため自分は何をしなければならないのか

三年の月日がたち、彼の腰に黒い帯が巻かれた

戯けることがあっても、もう、泣くことはない
いつも一番笑って、みんなの人気者だ

何も残らなかったけれど、元気になった彼がいる

明るく笑ってくれる彼がいる

松栄塾はチャンピオンを作る為でも・・・
金儲けをするためでも・・・
名誉や地位を得るためでも・・・なく

一人の為にすべてを懸ける
一人の人を変えるため全力を尽くす

それが松栄塾の魂だ
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3
極真会坂本道場 東京交流試合で新が優勝した
これで東京大会に続く2度目の優勝
幼児から優勝を続けたら少年時代に何回優勝するのか、
想像するのも怖いくらいだ

あらたが、ここまで成長したのはいくつかの要因がある
少年が画期的に成長するカギが隠されているので、
箇条書きにしてみよう
,兄ちゃんが苦労している姿を生まれて時から見ている
(これは大きい、知らずに強くなることをすり込んだ)
∧貎討甘やかさず、兄と同じ環境に置いた
(中級クラスに参加していいのかと言われたとき
正直、迷った みんなの足を引っ張るなら止めてもらいたい
また、親が保育園感覚で置いていきたいと言うのなら
趣旨が違ってしまう、同じ条件で鍛えて構わないならとの
事で了解した これは岩?の我聞にもいえる)
その環境の中でさすがに幼児にはできないことがたくさんあった
移動稽古などは、ほとんでできなかった しかし なんとかなる
自分に叱られ叩かれ座らせられて、本人なりに反省して、そして
これが変わった大きな要因であるが「空気が読めるようになった」
これは、すごい 幼児にしてはっきりと場の雰囲気を読んで
できないなりにも努力を始めた 我聞とあらたの出来ないときの
顔を見ると鬼瓦のように真剣だ 最初は笑ってしまったが
彼らは真剣なのだ 自分の居場所を確保するため 鬼のような
せんせいに叱られないため その真剣がわずか生まれて数年しかしていない
2人の子供を変えている 彼らの10年後20年後を見てみたい
進化した人間の姿がそこにあると思う
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2日の日曜日に、NHK教育テレビ『こころの時代』で1999年11月に放映した―祖母が話してくれたアイヌの神々―の再放送を行なっていた。これは、今年の5月に亡くなった、アイヌ出身で参議院議員も務められた萱野茂二風谷アイヌ資料館々長を、金光寿郎氏が訪ねて対談を行なったものである。ここで語られた萱野氏の話のなかには、歴史のなかで理不尽な扱いを受けてきたアイヌ民族の怒りが静かに燃え上がっていた。現在は、日本の大陸侵略は盛んに語られるが、ともすると同じ国に住んでいた先住民のアイヌ民族に対する迫害は忘れられがちである。

 渡辺京二著『逝きし世の面影』では、外国人であるヒュースケン(ハリスの通訳官)や、カッテンディーケ(オランダ海軍軍人で勝海舟に航海術を教えた人物)が日本の西欧化が日本を不幸にすると良心のうずきを訴えているが、私が初めて北海道で神社を見た時、思わず下を向いてしまったほど、強烈な違和感と胸の痛みを覚えた。(これが奈良辺りだったら全く印象は違っていただろう)
 そして、この番組を観ているうち、アイヌ民族の迫害というほどハッキリした形ではないが、近代化の旗の下、つい数十年前の我々の身の回りでも大工の事情も無視した尺貫法の禁止など、国家を挙げて西欧化に走った愚挙もあり(永六輔氏の尽力で何とか緩和されたが)、科学的という名の許に、現在も人間を単純化してとらえる医学やトレーニング法が幅をきかせ、それによって身体に問題が起こっても、科学の権威は大きく、それらのトレーニング法は今も圧倒的に多数派である。したがって、こうしたトレーニング法の問題点を根本的に見直すため自分の頭で考え、身体の感覚で確かめてみようという人は本当に稀である。
 まあ確かに感覚によって有効な稽古法(トレーニング法)を行なうという事は大変難しい。なにしろ有効な方法であればあるほど身体全体が微妙に関連しているため、それを意識で観察して、その状況を検討することは原理的に不可能に近いからである。まるで臆病な野生生物の生態を観察するほど困難なことである。まあ、現代では遠方からの望遠レンズや特殊な自動撮影出来る装置を使えば、ある程度のことは出来るだろうが、野生状態にいるものを直接触れて確かめる事など不可能であろう。
 しかし、真に有効な技は、そうしたいわば身体の中の野生状態にしかないのではないかという思いは、この頃確信に近くなっている。そして、そうした働きを現出させるため、最近は「器に入れた銘酒をこぼさないように運んでいた時、ボールが飛んで来たので小腰をかがめて避ける」とか、「掌の懐中時計を見ていた時、遠くで自分を呼んでいるような気がしたので、フト斜め前方を見る」とかいったシチュエーションをつくって、その時、最も自然にそれらの動作ができるかをいろいろ試みている。つまり、武術的に見ると、それらの動作が自然と出来た時、その手が意識しないのに思いがけない威力のある手となっている事を体験し始めている。この事によって、あらためて感じることは、こうした動きの向上には、日常の動作そのもののレベルを上げる必要があるという事である。そんな事を考えていると、昔、武術の世界でも職人の世界でも入門した者にはいろいろな掃除や雑用をさせたというが、これは、より自然な状態での身体の運用法を身につけさせるために非常に意味のある稽古であったように思われてならなくなってきた。だからこそ昔、居合の達人、通称三尺左五平(本田左五平)の瞬時に抜き差しした刀に餡子箆(あんこべら)で餡を付けて、左五平をも唸らせるような団子屋の親父なども存在したのだろう。
 とにかく体の中に偏りがなく、自在に動けるような身体をつくることは、これからの体育にとって重要な課題となるだろう。これからは、掃除や工作、農作業等も体育として考えていくべきだと、あらためて強く感じた。

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9f63e037.jpgフジテレビから放送中止になったプライドがインターネットで
放送されていました

吉田対ミルコの打撃戦は一見の価値あり
http://www.geocities.jp/yuya3317/index.htmで動画が見れます

気の強い吉田選手が積極的に打撃戦に持ち込むも
ミルコのモーションのないローキックの前に為す術もなく敗れた
格闘技にIFは禁物だが、もし吉田選手がローキックのガードを知っていれば
(知識としてではなく身体が覚えているという次元で)展開は変わったことだろう

総合格闘技の流れは確実に変わっている

組技プラス打撃では勝てない時代に入ったのであろう
オールラウンドに技が使えて、倒せる技を3種類以上織り交ぜて
使えなければ今後の総合格闘技では勝てない気がする

技術とは単純であればあるほど、進化し深いテクニックとなっていく
(ボクシングが良い例 あれほど制約のある競技は他にない)逆にルールの
制約がなければないほど一つ一つの技術が甘くなる
故にバックグランドがしっかりありながら、あらゆる技に適応できる
選手が有利になるのは、当たり前であろう

吉田選手は自分のバックグランドである柔道からあまりに離れた
打撃の練習をやりすぎた かつて尊敬する倉本師範が、ボブサップの
事を「練習すればするほど弱くなっている」と言われた
野獣は野獣そのままが一番強く、下手に練習すれば反応しなくて
いいようなフェイントなどに反応してしまうと言うことだ

今回の吉田選手は伝統空手の選手がフルコンタクトの選手に足を蹴られる
ように反応出来なかった 本来の自分の戦い方をするのであれば、
どんなに痛くても、蹴られた瞬間、寝技に持ち込んだことであろう
そういう意味で打撃に自信を持った事が最大の敗因であろう

いずれにしても日本勢完敗 果たしてあの怪物達に立ちはだかる
日本人は出るのであろうか

過去に弟子が世話になった中尾選手に期待をしたい

     だけどKISSてなーにかな?
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