師範日誌

松栄塾の日々の活動、道場でのちょっとした出来事 映画情報、音楽情報、読書感想 観戦記を、 報告いたします  更新はなるべく毎日行うように 致します 教育とは魂の設計なり

国際武術総合空手道連盟と松栄塾の日々の活動をご報告致します また師範の武道教育の柱となっている「魂の設計」について 思うままに書き連ねております 松栄塾 塾生は必見 連絡等も行います.押忍

2011年09月

23日 和光市総合体育館にて第8回マス大山メモリアルカップが開催されました
松栄塾からは敦史塾長 高橋孝士朗 佐藤 天の3名が参戦しました。

敦史塾長は結果的には1回戦負けでありましたが、対戦相手のミハウ・ベルネル選手(ポーランド極真)は続く二回戦、昇段審査十人組手で恐るべき力を見せた野地道場のクダ選手を破り、決勝戦では北海道の新鋭、高橋涼太選手をも破り優勝しました。そういう意味でも一回戦を落としたのはとても残念ではありましたが、対外人選手初の組手で自分らしさを出せなかった事が悔やまれます。
やはり、もう本格的に自分の組手を完成させていかなければ、これ以上前には進めないことでしょう。

高橋孝士朗選手は前回当全日本武術総合の全日本大会で痛恨の一本負けを経験しました。
少年時代は無敵を誇った孝士朗も中学からは松栄塾を離れ他団体で空手を続けていました。
孝士朗が他団体で空手をしたのは、誘った人がいて本人が決めたことでありますから、その事については何も言うことはありません、しかし「うちの道場で稽古したから優勝した」などとほざく者がいたら
それは違うとはっきり言います、「そのスタイル、現行ルールでは永遠に勝てない」と断言します。
孝士朗は松栄塾で「現行ルールで勝つための」稽古をして優勝をしました、どんな理論が成り立っても
「理証、文証は現証にはすぎず」と言います。孝士朗の勝利は負けから学び、自分に今何が必要なのか
自分の頭で考え行動した結果であります。

佐藤 天選手は全試合一本勝ちという見事な成績を残すことができました。
しかし、天もつい数ヶ月前には奈落の底に落ちもがき苦しんでいました。
初めて参戦した北海道のチャンレンジ空手大会でまさかの一回戦負け
「高いお金を使って一回戦や二回戦で負けたらしゃれにならない」みんなに公言し
少年部長任命初の試合に必勝の態勢で臨んだ屈辱の一回戦負け
彼には病と闘っている父に、少しでも喜んでもらいたいという想いがありました
父の期待を背負い、少年部全員の思いを背負いながらの敗北に、日頃冷静で感情を余り外に
出さない天が声を出さずに大粒の涙を流していたのを昨日のように想い出します

あの日から、どれほど天が努力を続けてきたか・・・

誰も見ていなくても空手の神様は彼のことを見守り続けてくれていたのでしょう
負けたときから始まるドラマ 願いが叶わなかったときの強き想い
今日、また新たなドラマが始まりました

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松栄塾の日々の稽古をダイジェストで放送いたします
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気の稽古 二点目の重要事項は「空手の稽古を通じて集中力をつける」稽古です
脳の中にはミラーニューロンというものが、あって動くものを見るとそれと同じ
動きをするのに必要な神経回路が脳内に点火するらしいです。
たとえるならば、親が赤ちゃんを抱いて舌をベロベロと出すとそれを見た赤ちゃんの
ミラーニューロンが神経組織に焼き付けて同じ舌を出す動作をすることで立証されています

古来、武道には「看取り稽古」というものが存在し下手な動きを何万回繰り返すよりも
上手い動きをしっかり見て脳に焼き付ける方が正しい動きに繋がるというものであります。

そのため「気の稽古」ではまず始めに人とあって話す際の目線の置き方、話を聞く際の目線と
集中力を磨きます、その上で看取り稽古における厳しさは黒帯であろうと訓練を受けたものでなければ
完成されません その訓練として移動稽古のように突きを延々と繰り返し「集中」「目線」「対軸」「気合い(呼吸)」
を心身統一状態で行えるよう繰り返し訓練します。

はじめは、なかなか集中できない少年たちが「同じ動作を繰り返すこと」によって徐々に脳のベーター波が安定し
無駄のない集中した動きに変わっていきます。結果的に
一度身についた集中力は勉学においても、人間関係においても格段な違いを表しました。
千脇先生の気のクラスに延々と参加した少年たちが有名中学高校に合格する実証を見るにつけ
空手の新しい可能性を信じて参りました。

さらには、その少年たちの「ものの見方、考え方」が大きく変わっていきました。

今まで空手の目的が「大会で勝つこと」「人よりも強くなって優越感に立つこと」だけだった少年が
明らかに自らの人生観、価値観を変えていったのです、その少年たちは現在でも空手を学ぶ本当の意義を
感じ様々な分野で活躍をしております。

残念ながらそうした流れがある中、結局「成果」だけを求め、ろくに基本の稽古もせずに大会だけを
目標とした生徒は様々な理由をつけて辞めてしまったことも事実です。
人は目に見える結果を求める故に「真の目的を見失う」ということが多々あることを戒めなければならないと
感じました。空手を学ぶ目的は人それぞれで良いとは思います、しかし大会に勝つことだけが目的になってしまっては
空手が持つ本当の意味での宝物を見失ってしまうような気がして仕方がありません。

松栄塾が目的とする空手は「魂の設計」です。

人生のあらゆる苦難、困難、風雪、艱難においても微動だにしない「自分自身」を作りゆくこと
どのような人生の苦境に立たされても、それを強き心の力で乗り越えていく「不動の自分」を作りゆくこと
それこそが「魂の設計」であると思います。

自分事で恐縮ですが私もこの夏、突然の病魔に冒されました。
合宿終了後ごろから体調不良を感じ「めまい、動悸、吐き気、食欲不振」で頭痛、神経痛も尋常でない
状態が続き仕方なく大嫌いな病院へ、そこで出た検査結果はここ数年受けたことのないダメージを表していました。

血糖値が異常に上がり、このままでは心筋梗塞や脳梗塞もあり得るとの診断、また肝臓の数値も入院レベルで
肝硬変や肝臓がんも疑われるとの事でした。自分の生き方すら変えなければならないような状況に
悩み苦しみ絶望のどん底に落とされたような気持ちにすらなりました。

その時に自らに思い返したのは、あらゆる難病、奇病と闘ってきた少年たちとの思い出であり
「こんな事で負けてたまるか」という修行を重ねてきた自信と気の出し方でした
「気が病んで病気」気持ちだけは断じて負けない決意で医者が見せる治療不可能というような絶望的な雰囲気を
頭の中から叩きだし入院できないのなら「絶対安静」の中、自宅の階段14階を毎日10往復朝晩繰り返し
体の重さから吐き気がするほどの駆け上がりや心臓が飛び出しそうなほど駆け下りる運動を一ヶ月繰り返しました。

その結果、1ヶ月で10キロの減量をし度重なる検査の結果、400を超えていた血糖値が二桁に落ち着き
肝臓の炎症も平常に戻り肝硬変や肝臓がんも全く見つからず、すべての運動可能との診断を受けることができました。

やはり人生を左右するものは「心の強さ」であり「気の使い方」であると自らの経験から気づかされました。
厳しい空手の修行に精進することは、自らの物の見方や考え方まで変えていける可能性を秘めていることを
今後とも「気の学習」を通じて多くの少年に伝えていければと考えております。

明日より「気のクラス」を多くの人に見学していただきたい思いでユーストリームで生中継したいと
考えております ご興味のある方は以下のアドレスから御視聴ください。

http://www.ustream.tv/channel/%E6%9D%BE%E6%A0%84%E5%A1%BE-%E9%AD%82%E3%81%AE%E8%A8%AD%E8%A8%88
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196354c2.jpg久しぶりに松栄塾からエントリーする孝士郎と敦史塾長がもう特訓
全日本武術総合空手道連盟
松栄塾 師範 重松栄一
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開塾当時から空手道松栄塾は「真の教育は魂の設計なり」との信念で指導、稽古を進めてきました、特に特筆する稽古法が「氣のクラス」であります
かつて「氣の研究会」特別講師をされていた千脇隆司先生が毎週土曜日 少年部 各週土曜日 一般部を指導していただいています 氣のクラスの稽古目的は様々ありますが、その要約は ゞ手の稽古を通して心を鍛える稽古を通して集中力を学ぶ7慮鼎鯆未靴討發里慮方考え方を向上させていくの3点に絞られます
,凌瓦鮹辰┐襪箸いμ簑蠅蝋く武道を学ぶ人共通のことであると思います しかし現代の武道武術が大会や試合に勝つことが目的になればなるほど、その目的から外れ心を鍛えるという訓練がおろそかになるのも真実です、確かに厳しい目的を持ち目標達成の鍛錬の中でこそ、心が鍛えられていくといえば、その通りでありますが、必ずしも大会で結果を出す人間が心強きものであるかと言えばそうではないと考えられます 特に自分自身に置き換えて考えると本当に心が強いかと問えば弱いからこそ、鍛え厳しい修行に耐えられるとすら思えます 極真時代の先輩がいつも言っていたのは「重松さん 弱いから空手なんかやっているんだよ 初めから強ければ空手なんかやってないよ」と言うのが口癖でありました、今、自分を振り返りまさにそう思います。強いと虚勢を張ればはるほど心の弱さが見え隠れする、それこそが真実なのではないかと考えるようになりました。千脇先生に出会い、その指導に触れるたびに自らの弱さが身にしみてわかりました また自分とは比べようもありませんが、誰もが超人と認めその強さを疑うべくもない倉本成春先生は自らを「俺ほど臆病な人間はいない」「何度も経験した命のやりとりは怖くて怖くて仕方がなかった」と話されるのを聞くと、この世には強いものなど存在せず「弱いものと強くあらんとするものの二種類しかいない」と言うのが真実であろうかと思えます。
それでは心を強くするため、どのような稽古、訓練をすれば良いのか、その答えを引き出すものこそ「氣の学習」であると思います 氣とはなんでしょう これほど良い意味と悪い意味で使われている言葉もないでしょう 
良い意味では 元気 勇気 やる気 根気 悪い意味では 病気 邪気 殺気 気ちがいなど、隙の語源も吸う気 呼吸を吸ったときに生じる気であると言われております。
 松栄塾氣のクラスではこの武道最重要事、心を鍛える訓練法として 目線 呼吸 重心 正中線 体軸 集中 呼吸(気合い)さらにたくさんの人が持つ癖を見抜き指摘し改正させていく千脇メソッドを用いて訓練、稽古をしております 
その結果空手の修行を通して無限の可能性を感じることができました 
結論的な話になりますが空手を修行する目的とは何かと考えると、ほとんどの人が(特に少年部)心身ともに強くなることであり、礼儀を身につけることであり、人間として人格の向上や性格の形成をあげるのではないでしょうか、その中からプロの格闘家に育ったり空手を生業とする人はごく限られた一部の人であるでしょう 故に真実の目的(魂の設計)に勧業することこそが現代の武道家に課さられた使命ではないかと自分は考えます                                              続く
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8月の初頭から体調を崩ししばらく師範稽古を休んでいました
だいぶ体調も戻ってきたので日誌と共に再開致します

本日の稽古は「身体の大きな選手に圧力を掛けられた際の対処法」を敦史塾長と
研究致しました、思えば自分も決して大きくない身体で無差別を戦ってきました
93年のKARATEワールドカップ(正道会館主催)ではクレイグマッコード(シュートボクシング
元ヘビー級チャンピオン)と1回戦で戦いましたが当時の体重は75キロ、対する相手は108キロ
ありました 正面からぶつかり合ったのでは物理的に勝てない相手と対したとき、やはり空手のスキルが
試されてしまいます、同体重の組手とは全く違うスタイルを隠し持っていることも強さの一環でしょう
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c48b3424.jpg23日目指し追い込み開始
全日本武術総合空手道連盟
松栄塾 師範 重松栄一
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