4d9e64d1.jpg今日は木曜日、唯一自分が一般部を指導する日である
今日は毎度の中高生に混じって超大型新人
大澤父が初めて参加してくれた。
ミットを持ってパンチと蹴りを受けてみる。
110キロの巨体から繰り出される技はもの凄いパワーを
秘めている、これにこの数年テーマであった「体の使い方」が
重なればとんでもない選手が出来上がってしまうかも知れない。

思えば、心熱き指導陣に恵まれて一般部の指導を逃れたことは
第2の夢に向かって大きな進歩になっている

第2の夢は「史上最強の作家」になること。

実は物書きになりたいという夢は子供の頃から持っていた
小学生時代 朝から晩まで空手一色の生活をしていた自分に
友人と呼べる物は父が読んでいた小説だけだった。
子供の頃は友達達と遊ぶことよりも家で本を読んでいることの方が
よっぽど楽しかった、友達達が草野球、広場での遊びに励んでいるとき
司馬遼太郎の維新の革命期に生きた男達に憧れた
「龍馬がゆく」から始まって「燃えよ剣」「峠」と司馬作品を
ほぼ全巻読了した 極真会館の創始 大山総裁は「宮本武蔵」を
座右に書とされていたが、自分は武蔵は時代背景が違いすぎて
あまり、ぴんとこなかった、むしろ吉川英治の作品では
「三国志」や「水滸伝」といった中国伝来の革命書の方に興味を持った
ともかく、明治維新期の男達はかっこよかった。命を賭けて国を変えていく
無名の侍達、維新の現場に触れたくて京都へは、三ヶ月に一度は訪れ
新幹線の中で今日はどこに行くかと考えただけで痺れるぐらい楽しかった
中学高校からは「最強」に憧れ自分を超人にすることだけが夢になっていったが
戦いの果てにたどり着いたのは昔見た「叶わぬ夢」であった。

現代の「宮本武蔵」や「大山倍達」を世に出すためにも
戦いの経験がある自分が真実を書かなければならないと深く決意を
している。

数年前に書いた、若かりし頃の「格闘小説」を
添削の達人「若桜木 虔先生」に手ほどきをしてもらい
僅か50枚の筋書き程度の小説が200枚までに膨れあがった。
(完成までにはもう100枚書くつもりであるが)
今年の最大のテーマは「真の強さ」を世に問うこと
稽古が終わり帰宅し食事入浴を済ませ部屋に閉じこもり
書き続ける事、7〜8時間 ここ数日どうにか、このリズムを作ることが出来た
誠意ある指導員のおかげで第2の夢を果たせるかも知れない
毎日つくづく感謝する日々である。