尊敬する倉本成春先生の倉本塾に極真会館 北海道支部長の冨高先生 西島洋介さんとともにして参りました
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席上、倉本先生は昨年末の試合を振り返りながら
「現代は格闘技をやってもいないのに、評論するものが多くなって
いる」と言われ格闘家よりも一般人の方が口うるさくなっている現状を話され本来の武道とは自分自身の確立のためにあると話されました
さらに「自分の我」「自分の甘え」から逃れる術の話をされ昇竜の由来を等して修行の厳しさを述べられました。

そして泥鰌の生け簀になぜふたが閉められているのかという話では
大雨が降ると雨を伝わりながら脱出を試みるドジョウの生命力、また
滝登りの鯉など昇ろうとするものには、必ず障害がつきまとい、それを凄まじい努力で昇るものこそ最後の栄冠を勝ち取るものであると参加した全員の身が引き締まる教訓を頂きました。

また「反射」というものが「脳反射」と「脊髄反射」に分かれ脳よりも脊髄に反射させる方がスピードが上がる武術の作法を話されました。
最近の「気づき」では、計量のウェイトを使って短時間で効かす方法を伝授していただいきました。
短時間ではありましたが、人生に於ける多くの教訓と気付きをご指導いただき、まさに自分たちにとって初詣というにふさわしい一日となりました。