7月1日(日)PM12:30開始
本年度、二回目の昇級昇段審査会 一般昇段審査の組手は先週の練習試合で
行ってしまいましたので十人組手は少年部のみとなります
今回は大澤海雄君と前回、初段補で止まっている青木 幹くんと恒吉諒介くん
中学生二人は空手一時卒業記念の組手になります。
ここで様々な人の審査に対するご意見です。

(御父兄)

先生方は色々忙しいのに色々子供達の為に考えてくれます〜

次回から年に3回の昇級審査が行われるようになりそうです。(大賛成!!)

審査も厳しい(審査基準が上がるのではない)方向へ移行するようで
非常に良い事だと思います。

一番罪なのは見て見ぬ振りというか・・・まあいいだろう。だと思います。
きっちりとした目標値(目標レベル)に満たないことは
しっかりと判断してあげるのが子供達には良いと思います。

厳しいとは、基準線をはっきりする事だと思います。
例え、頭が真っ白になって本番だけ出来なくてもOUTにしなくてはいけません。

僕が想像するに
昇級審査は、上手や下手を審査する試合では無く、空手道を学ぶためのステップを上がっているかの
確認だと思います。

特に審査の要綱が最初からクリアーできない人間は受審させない
各道場のシステムにも賛成です。

各基準線が明確になって関係者全員がその線を認識していれば、落とされても納得できますし、落ちない審査も問題だと思います。
落ちることも勉強です。

頑張って明白に成果をだしている子には進んでご褒美を与えるのも
全体のやる気をUPさせる要因になるかも知れません。

勝手なことを思うのですが・・・
昇級審査は厳格なもので公平なものでもあることを周知させるためにも
余裕があれば
審査結果の所見を各拳士に渡せれたらよいとは思います。

ちなみに他の所では渡すことを考慮したジャッジペーパーがあり・・・
各審査項目に対しての点数を1から5で表現して示し、特に駄目だった注意点をペンで走り書きしたジャッジペーパーを欲しい人にだけ渡してくれます。

これを溜めていくと
生徒はそのジャッジペーパーから得るものが非常に大きいです。


また

多くの少年が入会し辞めていきます
この中で何人が黒帯になるんでしょうか?
何処の空手道場でもそうでしょうが当道場も簡単に黒帯を取得出来ませ
ん。(安易に黒帯を出す流派もあるんですが…笑)
努力を継続すれば、誰でも黒帯になれます。もっとも「継続」することが
難しいんですが…。
昇級審査は黒帯になるまでの一通過点です。
黒帯に成ることが目的ではありませんが、一つの目標として日々稽古に頑
張って欲しいですね!!

黒帯になったら、あら不思議、今度は黒帯が一通過点になってます。
また新しいスタートが始まってます。

こういう意見も

審査というのは、その流派の特徴、技法などが組み込まれ、流派における、
その技の正確さ、スピード、力強さのほか、理解度、習熟度等を見るものです。

そこがまた試合とは違うところですね。

型にも流派の特徴がありますが、ある意味誰もがその技を鍛錬し、研鑽すれば、
ある程度のところまではいけるようプログラムとして組まれたものが型であり、現代では審査科目。


型にしろ組手にしろ、1つの技を自分の本当の意味での技として
使いこなすためには莫大な時間がかかります。

例えば10,000時間の法則という言葉があります。

これはスポーツや、ビジネスの世界を問わず、その世界で成功した人たちの共通点で、
その分野において10,000時間の努力をしているというもの。

その道を切り開くために10,000時間の努力をしたということです。

どの分野においても、スキルアップ、レベルアップは、簡単ではありません。


一日、10時間稽古なり勉強すれば、3年で10,000時間。

まああくまでもこれは例えですが、ようは上手な人、強い人は、伊達や酔狂に強いわけではなく、
それを裏付けるだけの努力をしているということ。


かといって、限られた稽古日、時間ではどれだけ好きでも短期間では
到底不可能ですし、間違いなく嫌になります(笑)


だからこそ、小さなことからコツコツと・・・・・誰かTVだかCMだかで言ってましたよね^^

そして、大切なのは限られた時間の中で最大限の努力をすること。


だから子供達は、中々昇級できない、黒帯がとれない、審査用紙がもらえない・・・・

・・・と思っている子が、もしいるなら! 

そうではなく、まずは自分が稽古時間中にそれだけの努力をしたのかどうか、
先生方に認められるだけの稽古をしたのかどうか振り返ってみて下さい。

おしゃべりして先生に怒られてる子、周りにちょっかいを出している子、
鏡で自分の顔を見ている子、変な踊りをしている子(笑)・・色々います^^;


しかし、当道場での昇級審査は、それだけの難易度が高い中にいるのだという誇り、
そしてその中で昇級・昇段をしたんだという自身を持って下さい!


それからこれはいつも言いますが、昇級・昇段は
ただお金を払って帯が変わるのではないということをご父母の皆様には
お子さんにお伝え頂きたいと思います。

空手は武道であり、入会案内にも記載してありますが、当道場では特に人間性の向上を目的とします。

人間性の向上とは、才能・人格を磨いて発展させること。


1級、1級上がっていくごとにちゃんと返事・挨拶がより良く出来る、
後輩や困っている人の面倒を見ることが出来る、周囲に手本となる背中を見せられる、
これらが出来て初めて「先輩」。

また道場だけではなく、それらが道場の外で出来て初めて本物であると思います。

いずれにしての年に数回の大切な行事 たとえ人数は少なくても厳格に
参加した人全員が成長の原点にできるよう、頑張って参ります。