国際武術総合空手道連盟を名乗る、松栄塾は総合空手であります
総合空手とは、全ての格闘技のエッセンスを用いて、どのような状況、ルールにおいても
それに対応すべく総合空手を目指します    その意味から顔面への攻撃は絶対に避けては通れない技術です
そう昔、日本キックで広報部長を務め松栄ジムとしてキックボクサーを育成していた時期もあり、その時の
放送を覚えていてくれる人も何人かいます。
当時、ミドル級の選手を毎回リングに上げておりましたが、最終的にはチャンピオンになれませんでした。
その後、敦史塾長が空手からの鳴物入りで、バンタム級でデビュー、連戦連勝をするもボクシング技術の上手い選手に
敗北を喫し、当時のバンタム級チャンピオンに挑戦するも、借敗を致しました。
大阪の会場で「俺の次は敦史だと思っています」と当時のチャンピオンに言われたことを昨日のように思い出されます。
その後、ボクシングの共栄ジムに出稽古に行き、再びタイトルマッチまで漕ぎ着きましたが、挑戦者決定戦の相手は無類の
ハードパンチャー、暫く現役を退いていたこともあり、無尽蔵のスタミナを武器とする敦史の勝利となりました。
今度こそ松栄塾初のキックボクサーチャンピオン誕生かと期待しましたが、ボクシング出稽古のリスクと
決定戦のダメージ 無理な減量と(当時70キロ以上あった体重をバンタム53迄絞って戦っていました)が重なり
一過性くも膜下出血が発生、暫く健忘症が続き、キックボクシング引退となりました。
残念ながら松栄塾のキック王者は誕生できなかったことが、悔やまれましたが、ここに来て最後のチャンスが巡ってきました。
小学校低学年から真面目に江東区から松栄塾に通った中村一愛がキックの那須川天心選手に憧れて、小6でキックを始め
カミナリモンやアマチュアキックに挑戦、昨年はプロとしてデビューもし2戦1勝1敗です。更にはトップアスリートでボクシング部を目指す大澤あねら、
高校ボクシング部の高橋直人、中学生ながらキックの試合を熱望する馬淵エミリーと選手が現れてまいりました。
昨日は浅見俊輔や健太も金曜日クラスに参加して良い刺激をもらいました。
また元拳道会で不良少年達をキックで更新改正してきた鳥羽会長がキックの指導を手伝ってくださり、正に鬼に金棒状態になって参りました。
ここ数年、あまりキックの選手で、良い成果がでなかった時期もあり、空手の原点に戻っておりましたが、元世界チャンピオンの西島洋介さんが
来てくださるうちに、キックのワークフローも盛り上げて参りたいと思います。438F370A-2B81-4378-B54F-BA846C3F7F58
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