月曜日は松栄塾の公休日です 日曜日がほとんど試合、行事などで埋まっている現状
週に一度ぐらいは休まなければと思っていたのですが、最近、女子の塾生が増えている
現状を考えると、女子部を復活させようかと考案中です。
(夜の時間帯はキッククラスです)
昨日はチャクリキの試合があったので、今日はキッククラスもお休みでした。
夕方、一愛からLINEが来て(今日、鳥羽会長が休みだと言われていましたが、自分で自主トレしても良いですか)とのこと、やっと鳥羽会長の念いが少し感じてみたいです。
一愛の目指すものは、単なる強さではありません、どんなに強くても花がなければプロとしては
通用しないと昨日の試合で金澤先生と話したばかりでした。

全く関係ない話ですが、先日、西島さんと映画のエキストラに参加しました。
内容は極秘なので、触れることはできませんが、同じシーンをそれこそ何十回、何百回と繰り返し
撮り直していました。同じシーンを演ずる役者さんも良く嫌にならないなと思いましたが、彼らは
演技のプロです、プロである以上、できませんとか、疲れましたとか、言った段階でアウトです。
自分には役者は絶対に無理だなと感じましたが、一応、空手、格闘技、トレーニングのプロです。
自分の指導に甘えがあっては、人からお金を取ることはできません、自分勝手に好きなことをするのは
趣味であり道楽です、故に誰よりも早く道場に行き便所掃除をして、朝から一人の人を変えるために頑張っています。一愛は本気でプロになろうとしているのか、その覚悟ができないことには、スタートラインにすら着けない、鳥羽会長はそのことを言いたかったのではと思います。

今日初めて彼は自分の稽古に来ました。
本来、空手、武術と言うものは、人に教わって強くなるものではありません。
自らが習ったことを、それこそ、気が遠くなるぐらい反復練習し身についたものを、矯正して
実践に使い、そこからまた修正をしていく、その繰り返しの中から、技や技術が向上し素人には
できない動きが身につき、それをプロと呼ぶのだと思います。

自分の事で、口幅ったいですが、現役時代、後ろ回し蹴りで人を倒すため、サンドバックに千回
後ろ回し蹴りを蹴り続けていましたし膝を効かすため千回差し込んでいました。
誰に指示されてではなく、自分で気づき能動的に一人稽古をしていました。
プロもなる為には、それぐらい、当たり前の事だと気づき始めれば、ここから一愛は変わるでしょう
まさに「負けるが勝ち」「勝つためにまず負ける」の姿です。

高校受験を勝ちとり、いよいよプロデビュー目指して一愛の本当の闘いが始まります。
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