師範日誌

松栄塾の日々の活動、道場での出来事、基本方針 武術の研究 達人の分析 試合経験記を、 御報告いたします  更新はなるべく毎日行うように 致します 教育とは魂の設計なり

2006年02月

木曜日の壮年、女子クラスが大賑わい 昨日は10数名の会員が
小さな子供に交ざって、ぶつかりながら稽古に励んでいた
やはり習い事の決め手は「看板」ではなくて、指導員だと実感した
木曜日の指導員は池端孝夫二段、極真会で学んだ正確な分かりやすい基本は
誰からも親しみを持って好まれている

そして彼の人間性、そこそこの実力者であるのも関わらず、自分を強く
見せようという虚勢がなく、子供からも愛されるキャラクターを持っている
優しく、丁寧に、その人にあった教え方ができる指導者こそ新世紀のリーダーだ
自分を強く見せよう カッコつけようと威張るリーダーはいつか篩(ふるい)にかけられる

今から思えば、指導員がいないため高校生などに、指導を任さず本当に良かった
一人ですべて、やらなければ、いけない道場からようやく脱皮されたようである

月曜は大阪の大らかな雰囲気で大人達を指導する宇野本部長
火曜は人格と人生経験で空手以上の学びを教えてくださる赤松師範
木曜は前出の池端指導員
そして土曜日は松栄塾の至宝 気の道を教えれくださる千脇指導部長

ここに、今年黒帯を目指す二人の指導員が、完成すれば、松栄塾第一期は完璧な
布陣となる。三月の昇段審査が楽しみだ

国際総合空手道連盟 松栄塾は今までになかった新しい形の武道教育、
人間の完成を目指す道場 さらには現代の松下村塾を目指して頑張りたい

                 2月17日
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今日、TBSで放映した「喝」という番組にNPOジェイプスの小島代表が
出演し自分もパトロールで映った ジェイプスの活動については、
協賛もし協力を惜しまないつもりであるが、最近は少し、方向性に
疑問が感じられる  テレビで活動を紹介するのは1度や2度ならば
「やむを得ず」であるが、こう何回も放映されては、売名行為と
受けられないのであろうか、まして、今回はテレビの要望か
誰かしの入れ知恵か、「やらせ」を要求してきた。
いい絵が取りたいというカメラマンの要望で暴れる少年を空手で
叩きのめすという演出?ができないか・・・
二つ返事で断った それでは、今まで寒い思いをしてパトロールしていたのは
すべて、茶番だったのだろうか

松栄塾では毎週水曜日、雨が降ろうと風が吹こうと1年以上
駅前のたばこ拾い、ゴミ掃除を続けている 誰が馬鹿にしようと
批判されようと黙々とボランティアを続けてきた
今日は一流サラリーマンのMさんも親子三人で参加してくれた
寒いのに空手着一枚でたばこを拾う父親の姿を見た子供たちは
絶対に人に迷惑などかけないであろうと思われる

何回か新聞の取材とテレビの放映を希望されたが、すべて、断った
やらせも含むマスコミに載せたら子供の誠意が無になるからだ
ボランティアは人に気づかれずやるものだと子供たちに教えたい
人の見えるところでの「良いこと」は誰にでもできる
見えないところでの運動こそが真の奉仕ではないだろうか。

余り興味もなかったから稽古の最中、少しだけ観たが
出演しているパネリスト達も自己主張が強いだけで、本当に
人のためにと思っているか分からなかった。

少し、なるほどと思ったのは、石原都知事のコメント
「現代の子供は我慢ができない 寒ければ暖房 暑ければ冷房
腹が減ったら間食、これでは、何も我慢していない 昔は
腹が減ったら水でも飲んでろと言われた」良い事をいう
武道の稽古はすべて、我慢の連続だ
「外国の記者が言った 渋谷で座っている少年達は世界で一番豊かな
国の一番惨めな少年である」「子供に向かって笑ったり怒ったりするのが
本当のコミュニケーションである」都知事の話を聞いていて
松栄塾の指導法は間違っていないと確信した。

                 2月15日
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751f46ec.jpg毎週水曜日はKID空手の日史上最年少 空手家 二歳の時から始めた リオちゃんゆうりちゃん 今では立派に基本ができます
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ふと、気がつくともう、2月も半ば 時間の経つのは、どうして
こうも早いのであろうか 今日は久しぶりに早めに道場に行って
真剣の素振りをしておりました。

日本刀の青白い光は妙に気を落ち着かせ、体の切れを見直してくれます
200本も振ったところで、道場にお客さんが来た
いかにも、始めたばかりの「ヤクルトおばさん」
刀を持って応対すると(ちなみに、その時のかっこは、上半身裸に道着)

顔を引きつらせて説明を始めた
刀を納めて、説明を聞いているときも、おばさん恐怖で呂律が回らない
「いひゅうかんにいふとらけ、うににきれもいいれすかー」
涙目で訴えるおばさんに、「拙者はヤクルトは嫌いでござる」
と言ったら,逃げるように帰って行った
ヤクルトおばさんも命懸けなんだなぁ〜

              2月13日
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2d7122d9.jpg犬吠埼に来ています 天気がよく 気持ちいいです
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来週号の葛西新聞から広告欄に「松栄塾 今月のヒーロー」
と題して活躍する選手を紹介することになった
記念すべき第1号は「少年少女編」国際総合空手道連盟
全日本選手権大会 小学校3−4年女子優勝 鈴木 茜ちゃんに
決定した 早いもので彼女が入門して3年の月日がたつ
入門当初、「女の子がいない」と声を出さずに泣きながら稽古に
出ていた。試合に出れば大きな体を活かせず、いつも1回戦負け
それでも彼女は辞めると言わなかった。

小さいときのあかねちゃんに問いかけた

「どうして空手を始めたの?」

「おかあさん・・・」

小さな声で言った

あっ おかあさんがやれと言ったんだ その時は思った

真実は違った

「おかあさんのことを、まもりたいから」

後にお母さんも入門して、今年は黒帯を取ろうと頑張っている

今日はストレッチクラス 茜ちゃんのお祖母ちゃんである斉藤さんが
もう1年以上も通い続けてくれている
友人の佐藤さんは、わざわざ川崎から電車に揺られて通ってきている
もう一人ブラインドの成田さんと3人で参加されている

親ほど離れた大先輩を指導するなどおこがましいが、自分の話を
楽しそうに聞いてくれている この時間が一番癒され楽しい
様々な苦労を乗り越えてこられた素敵な笑顔は、いつも自分に勇気をくれる

勇気をくれる人たちは、いつも「家族愛」にあふれている。

                  2月10日





 
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7e451cc6.jpg4月16日 横浜文化体育館で開催される新極真会 全関東空手道選手権大会
松栄塾の代表2名が決定した 一人は松栄塾期待の星 池端孝夫二段
そしてもう、一名は今年キャリア五年を、迎える小野知沙子初段

昨年、小野は女子空手界のアイドル 小林由佳ちゃんと仲良く三位に収まった
二回戦では、かつて先輩、堀木淳子を破った 正道チャンピオン 星野選手を19秒
右上段回し蹴りでノックアウトした。

仕事の立場上、時間も余り、取れなくなって稽古に参加する日も
めっきり少なくなってしまっている現状、彼女が優勝する可能性は、現在20%
ぐらいか  先週から毎週木曜日と土曜日に特別訓練を希望した

「やる以上、徹底的にやるが、それでもいいか」

彼女は承諾した この道以外に自分を生かす道なし そう自覚したのだろうか

自分の訓練とは、「心臓が口から飛び出すほどの有酸素運動」と
「次の日には歩行困難、生活に支障が出る筋肉痛を起こす筋力運動」
「稽古後には吐き気がして食べた物はすべて吐き出し、その後流動食しか
喉を通らなくなる、気が遠くなるほどの反復運動」である

見ている人が気持ち悪くなるほどの訓練に今の彼女は付いてこられるだろうか。

彼女が大好きな婦人の親分 番長 組長 応援よろしくお願いします


                    2月9日
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8a7f6ed3.jpg毎週水曜日は、型、古武術を学ぶ日に今年から、なった
なかなか、信用されてないのか、水曜日は中休みで
参加しないのか、余り一般部の参加が少ない

その中で必ず参加してくれるのが、池端指導員と鈴木真澄副女子部長
今日、池端君の型を観て、彼の中で何かが変わっていると気づいた
もともと、器用で型もうまかったが、真剣に型ばかり練習をした結果
体の切れというか動きの質が確かに変わっている

そして鈴木真澄さん 眼が不自由でありながら
様々な事にチャレンジする根性は、ブラインド空手のページでも
紹介されているとおりだ 彼女も今日、丈術を行っているときに
正中線というか中心線がいつもと違い、稽古の質が楷書の稽古になっている
型のしろ古武術にしろ、かつての名人、達人が編みだし長い歴史の中で淘汰
されてきた伝統的な体の使い方である

最新技術は、時間と共に最新でなくなる 風化され新しい技術に
取って代わる しかし長い歴史と伝統に守れられた型 古武術は
時間と共にその時代に解け合ってさらに磨きが缺けられる

テクニックは枝葉の世界 古典は根や幹を太くする
毎週水曜日は「達人」を作る古典の世界
参加しないと後悔しますよ

                     2月8日
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劇場で観ようと思って観られなかった作品
事実に基づいて作られた像使いの青年 坂口鉄治は、
中学でいじめられていた、千葉の片田舎 市原の中学
まだ50年代だから村八分なんていう言葉が残っている頃であろう
いじめの原因は、親の再婚と自宅が動物役者を扱う飼育所であるため
いつも、動物飼育の手伝いをしなければならず、動物臭が漂うこと
彼は現実、逃避か 象にあこがれ、いつしか象使いになりたいと考える
中学を辞めてタイに行き象使いの修行をすると言ったとき母親は、
「行きなさい」と答えるのだった
今、子供が学校を辞めてタイにキックボクシングをやりに行きたいと
言って賛成する親がいるだろうかと考えた
タイに行き最初はいじめられるものの、彼には「象と話せる」という
特技があった 事実、象は人間の聞こえない低周波で、遠くにいる仲間に
危険を伝えたりする能力があるらしい
川で溺れかけたとき象に助けられ、象との友情が芽生え
その頃から仲間たちとも、うまくやっていけるようになる
タイのチェンマイ北部、かつて試合で死んでしまったボクサーの
お葬式に行ったことがある 今はもう25年も前のことだ
日本に帰ってきた彼は、日本初の象使いとして活躍を始める
初の象のショーで彼は、言う
「人に伝える事は難しく自分は、なかなか心を伝えられない
動物は言葉を話さないけれど、皆で助け合い協力をして生きている
その事をこのショーを通じてみなさんに分かってもらいたい」
子供の気持ちを理解できなかった両親はこの言葉を聞いて反省する
「この子は本当に象のことが好きなんだ」
彼は日本国中の手に余った象を引き取り最後まで面倒を見ることに・・・
夢は日本に象たちが安心して暮らせる象の自然王国を作ることであった

しかし、夢の途中、交通事故によって儚くも命を落としてしまう
息子を失った時、あれほど象を愛した息子の真実を知り母は泣き叫ぶ

物語の舞台になった千葉の市原ぞう王国に子供たちをつれて
行ったのは、もう何年前であろう
家族で遠くに出かけたのは、それが最後だったかも知れない

たしか、象に逢えると子供たちは、はしゃいでいた
辛いだけのタイ料理を食べて、象のショーを観た
楽しみにしていた象よりも余り、しゃべらない両親の事に
心を痛めていたのではなかったかと、今になって思えるようになった

象の鼻に持ち上げられて泣きそうになっていた娘は
一児の母となり、本物の大きさに怖いと泣いていた弱い息子は
魔裟斗を倒すと言って毎日ハードトレーニングを繰り返している

事実は映画よりもっと悲しく可笑しいものだと思い知った

                2月7日

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またまた、古い映画を借りてきてしまった
本当は「奥様は魔女だった」を借りようかと思っていたが
茶に凝っていて「千 利休」を借りてしまった
1989年の作品だから17年前の映画 確か劇場でも見たはずなのだが
全く覚えていなかった 驚いたのは他の興味のある分野が増えていた分
面白く、内容も良く理解できた
始めに古武術があって剣術に興味がいき剣聖と呼ばれた上泉伊勢守信綱を
調べているうちに柳生石舟斎とか柳生宗矩のことを徹底的に調べていた
大閣秀吉がもっとも恐れた男 千 利休 茶の道に命をかけ
あらゆる剣豪からカリスマと崇められた男の真実
剣という武力を持って天下を治めた秀吉にとって茶のみで人心を動かしてしまう
利休は天敵のように思いこんでしまう
最後に切腹するのは利休であるが本当の自由を獲得したのも茶の道一筋に生きた
利休であり自ら自由を奪ったのは秀吉であった
まさに負けるが勝ちである
現在はカリスマというと逮捕されたドラえもんしかいないと思うと
スケールが小さすぎて悲しくなる「稼ぐが勝ち」などとほざく
やつに見せてやりたいと思った
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