cd82c953.jpg3月2日 横浜国際プール場でMACオールジャパンジュニア空手道選手権大会
が、開催され松栄塾より11名の選手が出場しました
結果としては入賞者なしという大敗北の大会になってしまったが
いろいろ、気づかせてくれる大会であった
まず、なぜ勝てないのか、今回ほど、明確になった大会はない
今まで、そこそこ勝ってしまったから見えなかったものが、
今回はハッキリ見えた その点を考えるならば、松栄塾の選手達は
まだまだ、伸び白があるということである

勝ち負けの境目は本当に技かな差であった
そういう意味でも全員負けたと言うことは、全員、優勝する
可能性があったというのは負け惜しみだろうか

今はハッキリ言おう  「負けた方がいい」

このレベルで勝ち続けられるのなら一生懸命稽古するほど
価値のある競技でなくなってしまう

一人一人の敗因については稽古の中で、1つずつ
気づいていかなければならない 教わると気づくは違うのだから

あえて言っておきたいのは、我門の一回戦

正々堂々と戦って我門が勝利した 相手の子も強かった
しかし、信じられない事が起きた

試合が終わり、我門が握手をしに行ったとき
相手の選手が我門を殴りつけた

悔しいのは分かる 負けて泣く気持ちも

しかし、終わった後、手を出すとはどういう指導しているんだ

もし、あれが自分の弟子だったら、空手を辞めさせる
みんなの見ている前でボコボコにする あたりまえだ

おまけに終わった後、その子の団体の先生も親も謝りにすら来なかった
これが、現代の武道の試合なのである

この世にはすべて、目的と手段が存在する
試合は目的ではない 自分を鍛えるための手段だ
勝つことだけが目的になると、何のために空手をやっているか
分からない馬鹿ガキしか作れなくなってしまう

松栄塾の選手達は最後まで礼儀正しく戦い抜いた
それだけでは、何も負けていないし胸を張れる選手達だった

これから、新たに選手クラスのあり方を
考えていかなければならないと、いろいろ、気づいた。