伝統の夏季合宿もいよいよ最終日を迎えました。
前日、最後の講習会ではバガボンド最初の見せ場
宝蔵院 胤瞬との死闘が描かれています
その死闘の末、胤瞬は過去のトラウマになっている記憶を
蘇らせます、少年時代自分が見ている前で両親が殺される
その日よりすべての記憶を忘れてしまった少年時代の胤瞬こと
慎之介は命の奪い合いの末、記憶を思い返します。
過去の記憶を消すためには、どうしても経験しなければならなかった
命の奪い合い 戦いは引き分けとなるがその経験でトラウマを消すことになる
胤瞬は「一人ではない」ことを、実感し涙を流す。
武蔵と別れ際、「再び会おう、今度は命を奪い合うことなく」と話します

命がけで戦ったもの同士の友情 思えばろくに喧嘩もできない
現代において本当の友情など育ちようがありません。
自らの技と技術のすべてをぶつけ合う仕合
戦いの意味と本質を学びあいました。

午前中、海で最後の稽古を行い時間いっぱいまで
リクレーションをしているとき、またしても艱難が起きました
ちょうど稽古をしていた海岸でウニが大量発生しており
数人の子供が足にウニの棘を指してしまいました。
特に鈴木茜隊長は深い部分に4本も刺さり白旗看護師さんに
緊急治療をしてもらいました。
思えば本当に試練あふれる鍛えの合宿でした。

海から上がり昼食を食べた後、最後の稽古 清澄山 清澄寺に
向かいました さすがの前日の疲れもありバス酔いする子供が
続出しましたが、大山倍達総裁の碑の前で正拳突きを行い
千年杉と対話して百九段の階段のぼりに挑戦しました。

前日の疲れもあるので無理をしないようにと言ったにも
関わらず、ほとんどの隊員が昨年の記録を破る限界挑戦の
戦いをやりきりました。
初めて挑戦した丸尾婦人部長も楽々と30周をこなす
(往復六千段)快挙を成し遂げました。

一人ひとりが自己の限界を打ち破り、逞しく成長できた
世界一苦しく楽しい夏季合宿でした。

重ねて後方支援をしてくれた 田島副会長 婦人部長始め
お母さん方、厳しい稽古をしながら千枚の写真を記録してくれました
森山指導員本当にありがとうございました。
皆様こそ陰の功労者であり合宿成功の立役者でした。

また、2日目終了と共に「サスケ」参加のため早退した敦史塾長を
緑山スタジオまで送迎してくださいました西川応援団長 福山さん
市川さん 鈴木さん 秋葉さん、お疲れ様でした ありがとうございました
いつの日か敦史塾長がサスケを制覇したとき、皆様こそ功労者です。

夏のイベント第1弾が終了し第2弾は8月3日(日)マッスルパーク
「サスケ挑戦者」募集 午後1時本部道場集合です。
熱く鍛えの思い出を共々に作って参りましょう。

  追記
合宿の写真が道場入り口に置いてあります
希望の方は写真の隣に名前を記入ください。
焼き増しを致します  一枚50円です