新年が始まって早くも20日が経ってしまった
念頭の目標をもう一度確認する意味で
今年、期待する一般部をご紹介したい
今年は一般部の再建が最重要課題であるが
運がいいことに綺羅星のごとく、発展する可能性がある人が
今の松栄塾にはたくさんいる

その一人が秋山晃司くんのお父さんだ
独立した仕事のため、なかなか時間が取れず稽古に参加できないのが
ネックではあるが、天性の気の強さといざとなったときの本番の強さは
半端ではない、もし本人の意志が強く稽古を持続出来れば
大化けする一人であると思う。

稽古の持続という点で言えば、なんと言っても佐藤さんと相本さんであろう
先輩の大澤さんの影響か本当に稽古をサボらない
週一会員の相本さんはともかくとして、佐藤さんはほとんど毎日参加している
リバウンドが怖いが子供さんの性格を見れば親が解るという通り真面目を絵に描いたような
人なので貫いてくれると信じている。

昨年、大会で活躍された村上さんも真面目な人である
忙しい仕事の合間を無って「たとえ30分だけでも稽古に出よう」と努力をされている
空手が武道である以上、辞めればそれですべては終わる
過去にどんなに活躍しようが、名声を得ようが道というのは歩むことを辞めれば
過去も含めてすべて消えゆくものである。まさに「続けることが最高の才能」と
言われる所以である。

新しい若い世代がどんなに活躍しようとも、その手本になる中高年の存在が
なければ打ち上げ花火になってしまうのは、今までの経験でよくわかる。
家庭を持ち仕事をもち疲れた体にムチを打って稽古に参加する
真の侍達に栄光あれと祈るような気持ちで指導していこう。PIC_0052