猛烈な残暑の中、本年最後の昇級昇段審査が午前10時から行われました
午前中は、ほとんどが今回、初めて審査を受ける白帯から青帯までの20名で
緊張と興奮の中、柔軟性 体力テスト 型審査 組手審査と続けていきました
特に高得点をマークしたのは、先週の大会でベスト4に残った内山力太くんと
恵まれた体格を持つ深沢竜太郎君、この二人は今後の松栄塾選手クラスとして
頭角を現すであろう白帯であります また宮崎さん三兄弟 倉持さん三兄弟が全員参加して
頂き、こういう方々に松栄塾は支えられているのだと心から感謝を致しました。

午後からは特別審査委員 拳誠館 黒澤館長がご参加になり優秀なお弟子さん三名
五島寛人君 野崎拓巳君 野堀亮君を連れてきて頂き、見事な型、組手を見せて頂きました
特に五島君 野崎君の一糸乱れぬ呼吸のあった平安の型は皆の今後の目標になるような
芸術的な型のご披露でした。
紫以上一般部まで55名が受験した審査では、同じく柔軟 体力 集中力 型 組手と
更に厳しく様々な指摘を受けながら審査は進んでいきました。

今回からは合否を明らかにする厳しい試験であると共に次の松栄塾を担って立つ
新しい人材発掘の審査となりました。
一般部の組手には黒澤館長にも入って頂き、華麗にして力強い組手を見せて頂きました
また塾長を相手に一歩も引かない大澤雄一さんが事実上、松栄塾一般部を牽引していく
選手の代表のような姿を示しました 大澤さんも家族四名が受験をしてくださり
長男、海雄君は茶帯を目標に五人組手に挑戦をしました。
その他、二名の紺帯が五人組手に望み、田島凛斗君と新田秀祐君の二名が満を持して
10人組手にチャレンジしました。
結果は凛斗君 一分け九敗 秀祐君 四勝五敗一分けでしたが共に小さな身体で
高校生や中学生を相手に何度、倒れても立ち上がるネバーギブアップの姿を示し
見学しているお母さん方の涙を誘っておりました。
都合6時間に及ぶ熱い昇級昇段審査でしたが、又一つ松栄塾の歴史ができたと思います
今回受験した全ての戦士は 2010年度 松栄塾有段有級者名簿に掲載し未来永劫に称えて
行きたいと思います。

結果は来週中に道場内掲示板に掲載致します。
最後まで汗にまみれて応援してくださったご父兄の皆様、心から感謝申し上げます
本当にありがとうございました

                 松栄塾 師範  重松栄一
                     塾長  重松敦史
DSC_3764

DSC_3679

DSC_3823


DSC_3848