今日は毎週日曜日行っている「親子空手」を指導していると
西村親子がやってきて、みんな知っている空手版スパルタ教育「空手の星」
といわれる訓練が始まった、和やかな親子空手とは打って変わった子供への虐待(失礼、特別訓練)
に参加されていたお父さんも驚いておられた、それもその訓練、近々予定している
サッカーの都大会の為だと言うから恐れ入る、早く西村先輩には黒帯になっていただき
氣合いの少ない若い選手たちに活を入れていただきたい。

そうこうしていると宇野師範代が一人でやってきて黙々と稽古を始められた。
宇野師範代は難関中の難関と言われる国試を受験されながらも地道に稽古を続けられ
誰が見ていなくても自分の稽古は欠かさないナルシスト(失礼、武道家)である。
今日も一人で補強をしサンドバックを叩き続けていた。
この年になると、さすがに疲労と怪我は耐えない。
自分も先週、回し蹴りの足の指が肘に当たり、剥離骨折を起こし
木曜日にはスパーリング中に左腕が亜脱臼してしまい冷や汗をかきながら
治療をした、職業で空手をやっている以上、泣き言は言えないが
別の仕事のましてや管理職を務めながら空手の修行を続けることは
想像以上に大変なことだと思う。
聞くところによると御長男は今回、江戸川区の優秀中学生に選ばれカナダに短期留学が決まった
親子共々、文武両道の実証を示して頂ければ松栄塾はこれ以上の喜びはない。

メジャー団体に押され気味ではあるが、松栄塾にはまだまだ素晴らしい職人と言える「頑固親父」が残っている
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