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本年も残すところ、あと4時間となりました。
心から感謝と激動の一年間でした。

常日頃、松栄塾の活動をご理解ご協力いただきました多くの
皆様に御礼申し上げます。
お陰様で多くのご父兄の皆様に「子供が本当に成長した」との
温かいお言葉をいただきました。
空手を修行する一師範としてこれほどの喜びはありません。

人が成長するということは、どういうことでしょうか。
そして、どのような稽古、訓練をすれば人は成長するのでしょう
その事を毎日のように考えた一年でした。
結論として成長する人や少年には共通することが、いくつかありました。

まずひとつは目標を具体的に数値化する人です。
その意味でやはり目標とする試合は成長に欠かせない修行です。
また試合という大きの目標まで行かなくても、具体的に
「数値化すること」で成長を感じやすくなり、ものごとを続けやすくなります。
続けることこそ最高の才能と言いますが「続けられる人」と「続けられない人」の差はどこにあるのでしょう。
 この1年間、残念ながら目標を見失い、途中で退会してしまった人がいます。
 
この「はじめる人は多く、最終的に残る人はわずか」という傾向は、他の習いごとでも同じでしょう。 
 みんな同じように、習いごとに興味を持ち、それが楽しそうと感じたから入会したはずです。
 それなのに、続けられる人と続けられない人が出てくるのはなぜでしょう? 

鍵を握っているのは「成果を見つけられたか」であると思います。

空手をはじめる人の多くは、「強くなる」を目的に入会します。 
最終的には、この成果を感じた人は続けやすいし、成果を感じなかった人は辞めてしまうということになります。

この「成果」には、「本人が気づきにくい」という落とし穴があります。
 
私自身、空手を始めた時、初めての試合で女の子にボロ負け(今で言うとあねらちゃんみたいな子がいました)
センスも悪く覚えも悪かったと思います。しかしながら「空手が好き」でただ、ひたすら続けることにより、帯の階級も上がり
多くの型を覚え、組手でも負けることがなくなって行きました。
 このように、成果というのははじめのうちは見えにくいものだと思います。

何となくの感覚で数値化して行くものが審査であり試合であり日々の稽古なのです。

 人は、自分自身のことには、気づきにくいものです。
 
習いごとで、周囲の人たちは「ずいぶん上達したな」と感じているのに、本人は「なんで全然うまくならないんだろう」と悩んでいたりします。 このようなことが続くと、「自分はこの分野に向いていない」と思い込んで辞めてしまったり、モチベーションが下がって停滞するようになります。 自分の成長を自覚しやすくする方法は、あらゆることを「数値化すること」です。

とともに空手を教える指導者がどんなことでもいいから、数値化した事柄を「誉める」ということが
現代においては、とても大切なことだと思います。

来年度の合言葉は「ずいぶん上達したね」

一人ひとりがその個性を褒め称え、可能性を信じ未来を開かせていく。
その活動が出来れば、まだまだ松栄塾は捨てたものではないと思います。

重ねて指導員、ご父兄、連盟の師範方、全塾生の皆様のご健康とご発展をお祈り致します
ありがとうございました       押忍
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