菊池さん 親子で空手を頑張る松栄塾の宝物のようなご家族だった
急な転勤が決まり、シアトルに家族で行かれる事になった
転勤族の多いい西葛西の宿命ではあるが、これからという時だけに
断腸の想いではあるが、最後の挑戦で試合と昇段審査に臨んだ。

試合は残念ながら、1回戦負け 勝負の神様は、人一番小さい悠生君に
微笑むことはなかった、しかしながら最後まで果敢に戦う姿は
多くの人に勇気と感動を与えてくれた。

満を持して臨んだ昇段審査会 果たして小さな身体で地獄の十人組手は
達成できるのであるのだろうか、沢山仲間たちに見守られながら
悠ちゃんは最後まで心を折らなかった。

何度、倒れても立ちあがる彼を、目頭を押さえながら応援するお母様
5年のつきひを想い出しながら、応援したお父様

宇野師範代は「こんな心の折れない十人組手は始めて見た」と感想を述べた。

期せずして起きた万感の拍手と友との胴上げ
その全てにやり切った少年の輝きが溢れていた

有り難いことにドラマはいつも、大変な時に起きている。
菊池さん 長い間お疲れ様でした ありがとうございました。

五年後に大きく成長した姿でまた、逢えることを祈っています。