7月12日(日)キックボクシングプロ興業第二戦目に臨む斉藤亮二
今回の対戦相手はアマ戦歴で優秀な成績を残す伊原ジム、若手有望の選手
今までの練習だけでは、勝つことが難しいと考え、連盟、友好団体でお世話になっています
キックボクシングのLEGEND 金澤久幸先生にご相談をしました。
「巧くて強いですね」LEGENDの感想は、厳しい戦いを示唆されていました。

20日(土)八潮市勤労青少年ホームに於いて特別練習をお願い致しました
この日は、白蓮会館 関東大会で初勝利を狙う玉井雅光さんも一緒に稽古をお願いしました。
6時から開始、最初から金澤先生より体幹を鍛える準備体操10ラウンドの指示が出ました。
玉井さんは半分の5ラウンド、それでもキツいウォーミングアップに早くもへとへとに。

「プロのランキング選手は当たり前のように毎日、これぐらいはこなしている」と金澤先生から
檄が飛び、プロとして試合を魅せると言うことの厳しさを、金澤先生は、自らの体験を通して
教えてくれました。

その後、キックミットを一人で持ち、キックの連打三分4ラウンド、マススパーリング
を3ラウンド、首相撲2ラウンドと付き合ってくださいました。

この記事を相手選手も読むかも知れないので詳細は書けませんが、プロとして二戦目を戦う斉藤選手に
一番大切な戦法を伝授してくださいました。

それは華麗なテクニックを、いくつも真似るのでは無く、「これだと思うできる技をひとつかふたつ、徹底的に
磨く」と言うことでした。一剣鍛錬という選択は、今の斉藤選手にとって最高のアドバイスであると思いました。

またマススパーリングにおいては、わざと斉藤のパンチを自ら受け、その中から悪い点を付くという、まさに身を挺しての
超一流の教導を魅せてくれました。

最後には、「お前でもこの打ち方で俺を倒すことができるんだぞ」という、愛弟子を激励するかのような指導に
感動と感謝を致しました。

さすがキックボクシングの試合で多くの勝利を勝ちとってきたLEGEND 金澤久幸先生しか出来得ない貴重な体験を
斉藤選手 玉井選手は身をもって教わりました。

お忙しい中、何の得にもならない無名の選手のため身体を張って、「プロの厳しさ」「人の前で戦うと言うこと」
さらには、戦いに臨む心の作り方という「魂の設計」をしてくださった金澤先生に心から感謝すると共に
断じて勝って、ご恩返しをしたいと決意をした出稽古でした。

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