昨年の1月31日新道場が、開設され新しい出発を、致しました、昨日は稽古中、不注意で道場を破壊した中学生を叩きました、思えば、一年前にも酔って道を外した弟子を叩いて辞めさせてしまいました、道場の経営的には、このようなことは、マイナス要素しかありませんが、道場が、隙のあるダラけた、場所になってしまったら、何のために武道をやっているのかわかりません。江戸末期、剣術の栄達を極めた吉岡拳法という京都の老舗道場は繁盛期一時は1000人を越える門下生で賑わっていたそうです、先代拳法先生が、在命中は「今、ここ、次はない」という一の太刀を教え、それに背くものは、身内でも破門に処したと言われています、その、名門道場も先代の教えを忘れ経営に走った為、宮本武蔵という一代の名士の手にかかり、滅びるという歴史的事実があります、所詮、栄耀栄華もその精神が朽ちれば終わるという事を歴史は教えてくれます。
松栄塾は家族のような暖かな道場を目指しますが、そこに馴れ合いや惰性が、入り込み目的を見誤っては本末転倒であります、自分自身の自戒も込めて、新たなる気持ちで少年少女の指導に当たりたいと決意しました