夕方、チャクリキジャパン代表の甘井先生から、電話をいただき「今日、猪木会長から、西島さんと一緒に食事でも、しませんか」とご連絡をいただき、五反田の中華料理店に伺いました、昨日はテレビ朝日からの取材が、あり道場に定刻一時間前まで、いたので、慌てて五反田に、向かいましたか、10分の遅刻、猪木会長を中心にスネークピッド代表の宮戸会長、俳優の方などが、席に着いており緊張して猪木会長の正面に座りました、少年時代から憧れていた燃える闘魂アントニオ猪木さんが、目の前にいる中での中華料理、夢でも見ているのかと思いましたが、四川料理のあまりの辛さに目が覚めました、間近で見る猪木会長の眼は修羅場をくぐってこられた戦士が、持つ鋭い光を放っておりました、どこかで見たと記憶を辿ると、そうだ、自分の知っているもう一人の超人、倉本成春師範も同じような眼光をされていると思い出しました。最初は緊張しておりましたが、「上着を脱いで楽にしてください」と微笑まれた笑顔がとても優しく、何とも言えない暖かな雰囲気に変わりました、「倉本師範の忘年演武会でご挨拶させて頂きました」と伝えると「池袋のやつだね、あの先生は凄いからな」と話されました。それからは、歩んで来られた様々な歴史をお聞かせいただき、そのすべてが真実の闘う闘魂が込められているような気が致しました、西島洋介さんか、「一つ猪木会長に質問をしても良いですか?」と言い皆、固唾を飲んで聞いていると「今まで戦った中で一番強かった人は誰ですか?」との問いに「つまんねー質問だな」と笑いながらも、即答で「アンドレだよ」と言われました、「大きくて、鈍そうだが、あの男は、昔、サッカーの選手だったんだ、ある時、レスラーが、彼を叩いて、全力で逃げたものの、気づいたらすぐ後ろに立っていた、ものすごく、反応が早くて素速い奴だった」と話されました、西島君的には「モハメド・アリ」と言って欲しかったみたいですが、自分は納得しました、いかにプロレスでも大きな躰のものと闘うのは大変なことなんだなと感じました、その他にもブラジルの話やアマゾンでワニを殴って食べた話など、他では聞けない真実の物語に終始笑顔で話される猪木会長、みんなを包み込むような優しい雰囲気にカリスマと呼ばれる人が、持つ人間力を強く感じました、好きな漫画の「バカボンド」の中で沢庵和尚が、武蔵に「武蔵優しくなったな、強くなっているんだな、強い人は皆優しい」と語りかけるシーンを思い出しました。甘井先生が、作ってくれた御縁をまた、一つの契機として強く優しくなれるよう頑張って行こうと決意致しました 押忍
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