1月30日 大塚 くら屋にて、遅ればせながら1月3日巌流島にてデフェンディングCHAMPIONのブライアン・ドゥウェス選手に快勝したシビサイ頌真さんの祝勝会が開催されました。
西島洋介さんと数度にわたって、打撃トレーニングを手伝わせてもらい、類い希な才能に立ち会わせていただき、祝勝会の場まで御招待いただきました木村会長並び心から尊敬する倉本師範に感謝の言葉もございません。

今回もまた、様々なお話を聞かせていただき、西島共々新たなる決意で、頑張って行くことを決意致しました。昨年、アントニオ猪木会長に西島さんが「今までで誰が一番強かったですか」と質問し「つまんねぇ質問だな〜」と笑われながらも「アンドレだよ、(アンドレザ・ジャイアント)あの身体で彼はサッカーの選手だったんだ、動きがもの凄く速かった」と話されました。
「モハメッド・アリだよ」との答えを期待していた西島さんは、少し残念な様子でしたが、今回は自分が、倉本師範にお伺いしてみました。

「それは、きみ大山倍達総裁だよ」との答えを少し期待しておりましたが、急に怖い顔になった師範は「それは女房を除いてか」と真顔でご冗談を仰りました。
自分もかつて、様々な行き詰まりから女房の前で「死にたい」と迂闊に言ったとき、「死ねば」と、はっきり言われました。看護師をしている妻は「私は毎日生きたくても生きられない、一日でもいいから家族と居たい、一時間でもいいから愛する人と居たいと思いながらも、死んでいった人たちをたくさん見てきた、自分の好きなことをして元気に生きていられるにも関わらず、死にたいなどと弱音を吐くなら死んだらいいわ」と言い切りました。医療に殉じる職業者に取っては、まさに毎日が命のやりとりの連続です。師範の仰せの通り、まさに女房最強です。

しばし、笑顔の後「現役時代の西島洋介山です」とまさかのご回答が、更に「その世界のトップに立てる人が最強です、K-1やPRIDEの時にも西島くんのところに重松くんが居れば結果は変わったかも知れない」と西島、重松共に襟を正さざる得ない最大の激励をいただきました。
今更ながらに倉本師範の懐の深さ、人間としての温かさが身に浸みて、帰りの車の中で思わず涙がでてきました。
西島さんと共に「自分たちも、あのような言葉かけてあげられるような、強く優しい人間に成長していきましょう」と心から決意をする祝勝会でした。
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