逮捕容疑は17日未明、松原市高見の里のスナック店内で大相撲元幕下力士のアルバイト浅田宗祐さん(41)=松原市=の頭をリモコンで殴ったほか、浅田さんの知人男性(40)を拳で殴りケガを負わせた疑い。
同署によると、浅田さんらは16日夜に来店。店内でカラオケ中に橋詰容疑者と体がぶつかるなどしてトラブルになった。橋詰容疑者は男性を殴打後、止めに入った浅田さんも殴ったという。浅田さんらと面識はなく「酔っていたので覚えていない」と供述している。
浅田さんは心肺停止状態で病院に搬送され、約1時間後に死亡が確認された。司法解剖の結果、死因はくも膜下出血および脳挫傷と判明。府警は暴行との因果関係を慎重に調べている。顔面を殴打された男性は、鼻骨骨折など重傷を負ったが命に別条はないという。
浅田さんは高田川部屋に所属し1993年に初土俵を踏み「杉の山」のしこ名で活動、99年に引退した。橋詰容疑者は2005年にプロデビューし西日本新人王を獲得。11年に引退している。
カラオケのリモコンを巡っては、2017年10月、鳥取市内にあるラウンジで元横綱・日馬富士が元幕内・貴ノ岩をタブレット型リモコンで殴り、頭部を負傷させる事件が起きた。日馬富士は、事件の責任を取り引退している。今回のリモコンもタブレットタイプだった。
大相撲な最高峰、横綱が、カラオケリモコンで弟弟子を殴り引退した事件が起きたばかりなのに、またしてもこのような事件が起きてしまった、犯人の男は仮にもかつては期待されるボクサーであったにもかかわらず、このような事件を起こしてしまうのは、何が原因なのだろう。
「スポーツになってしまった武道」
教える指導者にもよるだろうが、物事には何の為にという、大切な目標が、ある、強くなるのは何のために、英知を磨くは何のために、人生の道を学ぶのは、何の為になど大切な目標を忘れては全ての労苦は水泡と化す。
現在は勝つことがもっとも大切なことであり、その為には手段を選ばない傾向がある、この殺人ボクサーも、自分の存在を、誇示する故に殺人まだ、起こしてしまったのだろうか。
最終的に勝たなければならない敵は自分自身である事に気づき、他を思いやる心を育てるのが、武道の目的と、信じて頑張って参りたい 押忍