今日は大山倍達総裁の祥月命日です
いみじくも巌流島にメインで出場する、シビサイ頌真さんのトレーニングをお手伝い致しました
日本の武術を考えると極真会館 大山倍達総裁抜きには語れません
戦後、復興にかけた日本人を、鼓舞し元気にしたのは、力道山の空手チョップと牛殺し、大山倍達総裁でした
空手バカ一代、あしたのジョー、巨人の星などスポ根漫画は少年達を虜にし多くの青春を燃え上がりさせました
自分自身も国際空手道連盟極真会館との出会いがなければ、違った人生になったことでしょう
15歳で極真会館城東支部に入門 毎日、激しい稽古を恐れながらも、自分が進化していく
喜びと確実に強くなって行く自信こそが、武道、武術の喜びだと今でも信じて止みません。
その後、強さを求める余りキックボクシング 大道塾 テコンドー 総合格闘技 そして剣術まで
強くなれるなら何でも求道の心で学んで来ました、しかし、最後に戻ってきたのはフルコンタクトの
空手であり大山総裁が発明された「極真ルール」こそがやはり最良のスタイルだとこの歳で気づきました。
フルコンタクトの最初の師匠 故石川幸次先生は極真会から離れて大道塾のルールこそ最強と
信じて亡くなるまで精進されておりましたが、あるとき「重松さん、何だかんだいってもさ、極真のルールが最高だよ」と申されておりました、最強でもなく最良でもない最高と言われたことが、今でも
記憶に残っております。武術の歴史は剣術の歴史でありました、闘えば必ずどちらかが死ななければならない究極の戦いの中で、柳生新蔭流開祖 柳生石舟斎は木剣を生み出し最終的には竹刀を開発し
死ななくても技術を向上させる事に成功しました、喧嘩空手 暴力空手と言われた極真空手も
次代の変貌の中でルールが確立され現代においては、少年達の競技人口が他を圧倒するほど増え続け
達人の様な動きをする少年少女が誕生しております、まさに現代に蘇る「武術」であります。
歴史は繰り返すと言われます、今後は柔術を柔道に昇華し世界のJUDOにした嘉納治五郎のような
空手界の加納治五郎がどのタイミングで現れるかと言う事になるでしょう。
松栄塾はそうした意味からもフルコンタクト空手を学び「人格の向上と確立」のできる武術を
目指して頑張って参りたいと思います 押忍
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