今年最後の帯研究会が行われました
本日のテーマは回転系の基本技と芦原会館直伝のサバキ、棒術の基本型並びに沖縄伝統空手のナイハンチンを、みんなで学びました、回転系移動稽古は極真空手オリジナルの稽古方法です
本来、空手には回転系の技がありませんでした、故に直線的な、正拳突きや前蹴りが発達したわけですが、キックボクシングの原型となるムエタイやテコンドーの台頭を予想して大山総裁はいち早く回転系の技を、稽古に取り入れました、しかし最近文献から発見したことではありますが、それらの技を、初めて稽古に取り入れたのは芦原英幸館長であったそうです。芦原館長は回転系の技を、更に発達させ実践技として回し技サバキを、生み出しました。1993年まだKー1が始まる前、正道会館の全日本やカラテワールドカップに参加するとき、正道会館サバキ対策として、芦原会館東京本部の西山 亨師範にマンツーマンでサバキの稽古をつけてもらいました、距離を取って打ち合う打撃と違って、瞬間的に相手の攻撃を無力にするサバキの技術は当時まだ開催されていなかった総合格闘技にも、充分使える技術であったと思います、棒術、杖術については、まだ余り有名になる前古武術の甲野善紀先生に、手ほどきをお願いし、「私の杖は自己流ですが」と言われながらも、日本人が生んだ繊細な手、指の使い方を学ばせていただきました、今後の総合空手には武器術としての棒術、杖術、トンファー、サイ、ヌンチャクなども稽古できれば楽しいと思います。
最後に沖縄空手の真髄、ナイハンチンを、みんなで稽古して本年最後の黒帯研究所は終了致しました、この数ヶ月間では、ありましたが、鈴木会長、匠原初段、加納一級は、毎回参加をしてくださり、現状では、一番総合空手を、理解してくださっていると思います、来年は一人でも多くの黒帯が集えるよう開催日なども考慮して行って参りたいと思います     押忍

写真はナイハンチンを、現代に蘇らせた沖縄空手山城師範と、沖縄空手の突きを立証された菊野先生

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