昨日書いた駒橋さん、見事トーナメントを勝ち抜き優勝致しました。
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ご本人も言っておりましたが、周りの先輩達の指導、応援が、あってこその成功体験であったとのことです、まず、この成功体験の一番初めにあったのは、挑戦する勇気です、参加者が、誰もいない中、一人だけの参戦を決め黙々と3ヶ月間頑張ってきました、もう試合に出る年ではないとか、勝てるかわからない、負けて恥をかきたくないと思っている人は闘う前に自分に負けております、勝ち負け以前に戦いの舞台にも上がらないものは、厳しく言えば敗北者の姿です、人生は闘争か逃走の二つしかありません、日頃の稽古の成果として、試合に挑戦する人が増えることを願います、二つ目には、素直な心です、稽古に入る前に、自分は左の蹴りが良いので、サウスポーに変えてみたらとアドバイスしました、やるかやらないかは本人の自由です
しかし、駒橋さんは素直に従いその稽古を積んできました、決勝戦で技有りを取れた膝蹴りは
サウスポーだからこその角度でした、小学生時代、大会で膝のKOを繰り返した技も同じ理です
さらに言えば、その技で顔面を捕らえた自分の得意技でもありました、そういうことは残念ながら親でも教えてはくれません、故にその道な師匠に教示されるしかなく、それを素直に受け止める心が、大事になってきます、人は自分なことは可愛いので、厳しいと思うとそこから逃げてしまいます、それを律してくれるのが、師弟の道なのではないでしょうか?昔の故事に三年かけても師を選べとはそのことを意味しているのだと諭されました、真の意味は最低でも3年間は師の教えに従えと習ったことがあります
学校教育や学習塾では絶対に教えてくれない
法則を子供の時から学べるものは、現代では武道以外にないのではと考えます。
さぁ、松栄塾の戦士たちよ駒橋さんに続いて
優勝の山を築いて参りましょう   押忍