2023年度伝統の夏季合宿が、7月15〜17日行われました
今年の合宿は、例年行っております千葉 九十九里海岸〜清澄寺階段登りから一変
秩父〜三峰山 滝浴び修行に変更いたしました
二年前脳梗塞から癌へ生死の境を彷徨っていましたが、奇跡的な寛解により
23年間続けてきた伝統の夏季合宿を開催できました。
今回の合宿は、元国際武術総合空手道連盟で同じ友好団体だった「求道塾」 熊田先生の
全面的なご協力をいただき、最後まで無事故、大成功の夏季合宿となりました。
このブログを持ちまして、熊田先生、妹様に心から感謝申し上げます。4C0D0328-B908-45F0-A502-FF24B0EE25F5
88B7187F-29AA-4553-B1D2-4A072C0B3AC9
D2DC808F-F46E-4810-A8C9-7C87E053B57C
5631BEF0-9BF6-4356-B7E9-14D1891429D1
64AD283C-3A27-4663-A61A-4D622A99B58E
DCC5B2AB-1A63-4A52-9794-30E7087BDFBC
E68E08A7-8878-4974-BEF5-1F0F28C59909
A939C7B8-E168-49EE-A2FB-9C6B0D10E0C9
59CFE20E-2D3F-4462-926A-1D3A41A7EA21
DA7A72CE-7D66-49AF-B4B4-43D7E52EAFD2
合宿1日目 西武秩父駅まで西葛西から電車を利用しての往時でしたが、早く出たためそれほどの渋滞もなく
無事に埼玉県秩父市に到着いたしました。そこから熊田車両 ジャンボタクシー2台を利用して、1日目宿泊場所の
秩父 長瀞荘に到着いたしました、第1回目の強化稽古は、長瀞荘武道場で行いました。久しぶりに灼熱のクーラーの効かない
板敷の体育館、慣れない環境の中、熱中症も心配されましたが、無事稽古を終了できました。
体育館でのメニューは、最新自重トレーニング「キャリステニクス」プリズナートレーニングを皆で学びました
かつて極真会館創始者の大山倍達総裁は、機材を使った西洋式のウェイトトレーニングを否定して、自らの身体を使った
逆立ち 拳立て 屈伸運動を奨励しておりました、まさに原点回帰、基本に立ち返る稽古を、サウナ風呂のような
体育館で頑張り、最後はテーマソング「晴れわたる空のように」をみんなで合唱しました。

夜は、夕食後、第1回目の講和会を行いましたテーマは「漫画バカボンドに学ぶ武術の真髄」要約しますと「人が成長するには、3つの出会いがある1つが師であり2つが友、3つはライバルであります、バカボンドで描かれる武蔵には、人の道を教えてくれた、沢庵和尚という師がおり、常に自分と比較されてしまい、剣の道を諦めるが、のちに武蔵の意伝を伝える又七という竹馬の友がいました、さらには槍の名手、宝蔵院胤舜や吉岡拳法の清十郎や伝七郎さらには最後の敵となる佐々木小次郎などのライバルがおり、剣聖が生まれたのは、一人ではなく多くの人との出会いがあり最終的には命の価値とは繋いでくれた人がいたからであると気づくことになります。また、最近話題になったNetflix世界視聴率一位の「クイーンズ・ギャンビット」におけるチェス世界初の女性グランドマスターベスには幼少期、孤児院で♟️チェスを教えてくれた「ジョリーン」という師匠、何度も挫けそうになった時、寄り添い励ましてくれた友人の黒人「シャイベル」さらには世界の大きな壁となるロシア最強のチェスマスター「ボルゴフ」がいました。バカボンド講義では「真の強さは、落ち着いた集中力にあること、強くなる意味とは、強さの顕示ではなく、天と地のごとく自然の強さを体現することを、学びました、また、自らが生まれてきたことを、自分だけのものと思えば命に価値はなく、いのちのあるべき姿に抗わずすでに自由を体得することの凄さを学びました。F8C44E14-D094-413B-864D-24B5DBF65A75二日目は、熊田先生のご好意によって、車両2台を用意していただき、二往復で秩父宮本の湯に移動させていただきました
次ページに続く