25年間 松栄塾道場設立以来続けてきました、伝統の夏合宿終了致しました。
今回は人数も少なく、師範が変形性膝関節症で開催があやぶれましたが、早めの告知により
二泊三日としては、最後の合宿となる決意で開催を致しました。

松栄塾は2000年5月、西葛西南口三基ビルで、常設道場を開始しました。
そこから25年、様々なドラマを生んだ夏合宿、多くの著名人が生まれた伝統の夏合宿です。かつて
大山倍達総裁が世界大会日本代表選手を集めて、九十九里浜海岸で自ら指揮を取られたのが、大山
総裁54歳の時でした。その後、清澄山、清澄寺で特別稽古を指揮された伝説の地に最後の決意で
望んだ行事でありました。
結論から申し上げて、大きな怪我も無く一人一人がしっかり自分の課題に挑戦して、成功体験を
勝ちとった大成功の夏合宿でした。そこには最後まで参加者の状況に気を配り手を打ってくださった
駒橋隊長始め樋口指導員また、記録、食事、洗濯から最後の掃除まで御協力をお願いした
中田さん木村さん菅野さんのお手伝いがあっての事でありました、改めて御礼申し上げます
本当にありがとうございました 押忍 

合宿1日目 前日に梅雨明けした19日土曜日より35度を越える暑さとなりました。
早朝、結団式から、梅雨明けの蒸し風呂のような暑さの中、3台の車で出発をしました。
途中、三連休の初めとあって少し渋滞をしましたが、無事、蓮沼海岸に到着、まだ海の日を
迎えておらずライフセーバーの人達もいない静かな海岸で第1回目の海稽古が始まりました。
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海稽古では、砂浜に寝転んでの腹筋、波に向かって手押し車で進んでいく拳立て歩行など
先輩達が乗り越えていった自然を相手に鍛えの稽古を行いました。
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宿舎に戻って、まず大変な作業、空手着の洗濯がまっています。次の日の海稽古のため空手着は三日間必須のアイテムです、班長が班員の様子を見ながら的確に洗濯のアドバイスをしました、こびり付いた海岸の砂を綺麗に洗い流し、みんなで譲り合いながら物干し竿に干す作業まで、日頃はお母さん任せで、すべてやってくれる事を自分でやることによっていかに、お母さんが日頃苦労しているかを知るのも合宿の大切な学びです。
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恒例の合宿飯(カレー牛丼親子丼など)を食べて、第二部の稽古を、市営の蓮沼体育館で行いました
10年以上ここで合宿をやっていましたが、初めて行った体育館は冷暖房完備で綺麗で広い体育館でした、10Mはあるかと思われる体育館で、最初の稽古はシャトルランです、各チームべつに別れたグループから全力ダッシュで速さを競い一位にならなければ、抜けられない競争に勝つことの大切さを学びました。最終的には有隼、豊道、龍之介が勝ち残り、最初の金メダルを勝ちとりました。
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ここで長い空間を活かしての移動稽古 端から端まで30本の突きや蹴りを繰り返し稽古しました
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最後は団結を深めるリクレーションとしてドッチボールやバスケットをやりました
ここで思わずアクシデントが、いつもは柔らかい道場で稽古をしていたので、堅い床に足を擦らせすぎて、足の皮が剥けてしまいました、こういう時にも班長が機転を利かし、テーピングテープを貼るなど
緊急に対する行動も学びました。リクレーションをして驚いたのは、途中で参加した中田恵利さんの
体力の凄さ、さすが週3回トレーニングをこなしているだけあって何分動いても疲れ知らずでドッチでも多くの子供をアウトにしていました、更に塩田悠斗くんが得意の才能を活かしてか空手では見せない大活躍をしていました、やはり好きなことを夢中になってやることが成長の最大ポイントであると
教えられ、空手を好きになって夢中になることが一番の成長要因だと感じました。
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休憩時間には、短時間でも睡眠を取って回復させる術を学びました
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夕飯はみんなが楽しみにしていたバーベキューです。
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大量の肉と野菜特別支給のハマグリや焼きそばなど、日頃は余り食が細い子もお腹いっぱいに食べる訓練もここでは出来ました。
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夜は、第1回目の座学師範講義で、不動心、心身一如、無心について学びました。
その要諦はすべて心が動かしている、心の強きにより神の守りすなわち強しと言うことと
心の師とはなるとも心を師とせざれという「我以外皆我師」という今回の松栄Tシャツに刻まれた
吉川英治の座右の銘を学びました。
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また、自分の心をコントロールするときに大切なポイントはいかに有効な呼吸法を使えるかという
話の中で心が集中力をなくすと呼吸が速くなり、心が落ち着けば呼吸は深く浅くなるという
具体的な稽古も行いました。
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二日目は、早朝より禅諸行から始まりました まだ眠い5時半に起床して禅を組み呼吸法を全員で
行います4秒吸い24秒停めて8秒吐く上級の呼吸法は、禅の集中力と相まって清々しい朝を迎えることとなりました。
合宿最後の海稽古は早朝よりガッツリ二時間行いました。
昨日より更に深くまで、波に向かって前進する移動稽古 波打ち際での逆立ち歩行、全員に踏まれる
足踏み腹筋、全員が自然と一体になりどんな困難にも立ち向かっていく勇気と強靱な心を学びました
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午後からは、お楽しみプールの時間でした、夏休み最初の連休ということで、大混雑を予想されていましたが、何とか無事に入園でき、皆でプール遊びを満喫しました。
プールでは、水遊びが苦手な子もいましたが、献身的な指導担当のおかげで、楽しく、苦手な水遊びを克服でき最後は自ら波のプールに行きたいと言ってくれる程成長しました。
親元を離れ心細い気持ちの中、それでも仲間がいるから一歩だけ前に進める、それが松栄塾伝統の
夏合宿の目的であり目標でした。
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終了後には、宿舎で夕食を食べ合宿もう一つの目玉、各班競っての演芸大会です
各班それぞれが合宿前から考えてきた演芸を、披露して順位を決める伝統の演芸会です
5年間女子チームが優勝してきた歴史があるので今回は新班長3名の男子がどこまで追い上げられるか注目致しました 女子チームは芸達者な陽美先輩 あかりちゃんなきあと希采音班長が伝統を守れるかということに注目していました。
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結果は演芸では僅差のため優勝無しでしたが、その後の各班歌の披露では女子チームのアイドルが
毎年好評で優勝を勝ちとり、歌の才能を発揮した野口虎之助くんの3班が準優勝、さらに歌手並の
歌唱力を見せた坂部結音君の4班が3位に輝きました(このシーンは残念ながらありませんでした
もし、お持ちの方はLINEに送ってください)
終了後、最後の夜に相応しいミステリーツアーの開始です。
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今回は怪談がダメな子がいることから、師範怪談は中止、簡単な小話「浪川荘」 の由来話
「東日本大震災のときこの地にも大波が押し寄せ、何人かの犠牲者が出ました、そのうちの
一人が行方不明となり、名前が波子と言ったのでその子の碑を立てたところ、その下に埋まっていたという話があり、それは目の前の公園のカンガルーの像です」という思いつきの話で女子チームは顔面蒼白になり、怖い話で終わると寝られなくなるから、先に肝試し、それから花火大会にしてもらいたいという案を採用して、肝試しスタート
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女子チームは最初恐怖に顔を強ばらしていましたが、鉄面の指導担当恵利先輩の守護と余りに
大げさに驚く班長に他のメンバーも驚いてしまい、余り恐怖体験にはなりませんでした。
(恵利先輩は最後までニコニコ笑っていました)
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気分を取り直して、花火大会を盛り上げようと大型スピーカーで音楽を流して花火大会開始です
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最終日
何度も話しましたとおり、今回の合宿をもちまして一旦合宿を終了しようと考えております
自分も65歳を目前としており、これ以上膝を酷使すると一生歩けない身体になるそうです
残念ながら松栄塾を後継する人間が出てこない限りこれ以上二泊三日の合宿は、続行不能と
考えました、その意味で25年間毎年行っていた合宿最後修行の地は清澄山清澄寺以外に
考えられませんでした この寺で在りし日の大山倍達総裁は山籠もりを決行し、世界に名だたる
極真会館をこの世に残しました、近年では世界大会日本代表選手を直接指導されたのは
清澄寺 修行の階段でありました、世界的な格闘技をブームにし日本古来の武道空手道を
打ち立てた根本道場がこの地でありました、松栄塾の歴史でも多くの格闘家が共に参加をしてくださり多くの優秀な人材を輩出した修行の地こそ清澄寺でした。
今回の海稽古、寺での修行、もう無理と思っていた最後の合宿を駒橋、樋口、中田、木村、菅野さんという協力をいただき有終の美を飾れてたのは、自分の生涯の誇りであり歴史であります。
杖をつきながら、厳しい稽古の指揮を執れたのは、協力して下った皆様と自分の限界を越えた
門下生一人一人の勇気と頑張りであったと思います。
最後の最後、どんなに厳しくても身体が辛く痛くても前に前に足を踏み出すことを、子供達に見せられたこと、そのことが合宿最大の指導だったと思います。
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合宿閉会式に於いて各指導担当の方々より素敵な挨拶をいただきました
その一言一言は少年少女達の胸の中に刻まれ生涯忘れざることのない想い出として残ることでしょう
厳しくも楽しい夏合宿 これから様々な局面に直面してもあの時の想い出がこの子達を
支え勇気を持って前に進みことを信じております
三日間大変にお疲れ様でした
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